2023/07/25Column
軽くイメージしてみたいと思います。
私たちは、普段話す時、歌う時、
この声帯を震わせることで、声を発しています。
(息は肺から喉を通っています)
この声帯に負荷をかけ過ぎると、力が入り
音程が安定しないどころか、痛めてしまう原因に。
声帯はとてもナイーブで、二本の割り箸が
斜めに合わさったようなものをイメージしてみてください。
発声時は、声帯は閉じていて、
呼吸している時、つまり音を出していないときは少し開いています。
最近よく耳にする、ミックスボイスはこの声帯を少しだけ
隙間を開けるイメージで出していくのですが、
最初は出来るだけ、声帯の力を抜いて、
リラックスさせて発声させる声の出し方から
ゆっくり練習していきます。
自分の声帯は自分で見ることができないため、
声帯が閉じているか開いているか、
感覚を身体で感じれるようになるまで少し時間はかかりますが、トレーニングすれば、
必ず声帯の小さな動きを感じてくるので
諦めずにトライしてみてください。
開閉のコツはレッスンでもやっています。