2023/10/22Column
呼吸
「腹式呼吸」を身につけます。腹式呼吸が身につくことで発声が安定し、話し方のもバランス良く滑らかに話せるようになります。普段の生活の中で、吸う、吐く、止める、吐くなど意識していないはずです。少し自分の呼吸に目を向けてみませんか?
発声
低音域から高音域まですべての声の出し方を少しづつ覚えていきます。発声は喉というより、自分の体を使って響かせていきます。力は使いません。喉への負担を防ぎ、喉をしっかり開いて発声する癖を身につけていきます。
普段の生活での会話のみならず、スピーチやプレゼンなどでも聞いていて聞きやすい発声方法を一緒に目指していきます。
滑舌
滑舌が悪かったり、こもったような声だったり。そうするとせっかくのあなたの印象もマイナス点に。伝えたい事も上手く伝えられず勿体無い。滑舌は今まで覚えてしまっている口の開け方、舌の位置、舌の当て方、などで間違った覚え方をしてしまっています。これも癖の一種なのでゆっくり時間をかけて変えていきます。
音程矯正(ピッチ矯正)
ダントツにお悩みが多いのが音程です。
音が分からない、音が外れる、友達に音痴と言われた。
音痴っていませんのでご安心を。簡単に言えば、これも音の場所の記憶が少しずれているだけです。針を刺す穴が少しずれているだけ。基本ボーカルの場合ドレミは縦にイメージします。
人によっては右ききを左ききに変えるような違和感も最初あるかもしれません。でも大丈夫。これも概念を少し変えるだけ。あとは耳のトレーニングです。
自分の発声している声と、同時に周りの人に聞こえている音は聞こえ方が少し違います。留守番電話などで自分の声を聞いた時の声が本当の声です。レッスンでその違和感を減らしていきます。
抑揚・表現力
同じ曲を歌っていても、歌い手によって曲の雰囲気がガラッと変化します。抑揚、表現の場所がそれぞれ人によって曲の中で違うからです。伝える力、印象に残る歌い方、話し方などを唯一の個性を活かしながら引き出していきます。
リズム
歌も話すもリズムが大事。芸人さんで言えば、オチのタイミングとよく似ているのかもしれません。
歌にも、ボーカルのリズムというのがあります。
バンドや、カラオケのリズムにちゃんとあわせて歌うことで
一体感ができて聞いている方も気持ちよく聞こえます。
自分勝手に歌ってしまうと、耳障りでしかなく、聞き手を疲れさせてしまいます。
手拍子がずれたりするのも、人より早く歌ってしまうのも、リズムトレーニングで改善していきます。